子犬の低血糖

パピー達が感染すると恐ろしい病気が沢山あります。
パルボやジステンバーなどワクチンで防げるものもありますが、ワクチンをしていても感染することが。
ファーストワクチンとセカンドワクチンの間です。
ワクチンの仕組みを知っている人なら当たり前のことですが、子犬には母犬の初乳からもらった免疫があります。その免疫はとても強く、短い子で60日〜長い子だと100日ぐらい免疫が続くのです。
母犬の免疫があるうちは、注射のワクチンをしても無駄。。。母犬の免疫が切れる頃を探りながらワクチンを何度も打つんです。
パピー達は既にファーストワクチンを打ってますが、それ以降に母犬の免疫が切れる頃を迎えたら。。。病原菌には勝てません。(死に至ります。)
パピー達のお散歩デビューの練習も、絶対に土の上やマンションの敷地内でもどんな動物が通ったかわからない場所では、下には降ろしません。野良猫もネズミも歩いていたかもしれないし。。。
獣医さんの方針でも違いますが、完璧を求める先生だと120日目のサードワクチンを打つまでお散歩は認められないことも。まだまだパピーは弱弱しい小さな命なんです。


それ以外に見逃してしまうような恐ろしいことも。。。低血糖です。
パピーの頃は毎日の食事が命綱。食欲が落ちたり無理な食事制限をすると、低血糖になってしまいます。低血糖で恐ろしいのは、血糖値が下がると一番初めに脳にダメージが行ってしまいます。神経障害。。。痙攣が起きたら重症で助かりません。一刻を争う非常事態です。
少しでも元気がなかったら、獣医さんでブドウ糖を点滴してもらってください。

http://www.noah-vet.co.jp/jouhou/teikettou.htm

http://www.iris-pet.com/wan/jyui/31.html

http://homepage2.nifty.com/netmino/page074.html